総合診療医とは

総合診療医の特徴

総合診療医は、身近な人たちのよくある健康問題に対応します

総合診療医は臓器によって診療範囲が決まっているわけではありません。
地域住人のよくある健康問題に幅広く対応します。
例えば、診療所の総合診療医であれば風邪や胃腸炎などです。糖尿病や高血圧症などの慢性疾患、肩・腰の痛みや排泄の問題、心の病、終末期医療にもかかりつけ医として対応します。また、病院総合診療医であれば、肺炎や尿路感染症をなどをはじめとした急性期内科疾患の外来・入院治療に対応します。

総合診療医は、身近な人たちのよくある健康問題に対応します

医療が必要な方は、決して病気をもっている方だけではありません。
ワクチン接種や健康診断、適切な生活習慣指導を行い、発症を予防することや、重症化する前に早期発見することも私たちの重要な役割の一つです。

患者だけでなく、その背景もケアの対象です

病いには、背景があります。
日常生活における心理的な悩みを抱える人も増えるなか、家族の関係性や職場の環境など、病いの根っこに対するアプローチが求められています。
患者個人だけでなく、その背景も私たち総合診療医のケアの対象です。

総合診療医は、地域へアプローチします

総合診療医は地域で求められる医療ニーズに対応していきます。
地域の医療ニーズを知るために、病院や診療所から飛び出し、地域住民と関わります。