第17回若手医師のための家庭医療学冬期セミナー参加報告
日本プライマリ・ケア連合学会が主催する、第17回若手医師のための家庭医療学冬期セミナー(冬セミ)に参加してきました。
今回、企画スタッフとしては専攻医の山本が特別企画の運営に携わりました。
1年間かけて全国の仲間達と一つの企画を作り上げ、良い経験になったのではないかと思います。
また、指導医の下川は、山本が関わった特別企画「モヤトーーク!どうなる総診?どうする総診?」にゲストファシリテーターとして参加しました。
この企画は、総合診療医ならではの研修中の悩みやそれぞれの総合診療への思いを共有していくトーク企画でした。自身を振り返りながら、専攻医の先生の悩みを聞き、とても親近感を覚えました。まだまだ総合診療医はマイノリティーな専門医なので、みんなで繋がっていく必要があります。こういった企画の大切さを改めて感じました。
さらに、山口県からはこの冬セミへ初の試みとして「オンライン診療」をテーマとしたワークショップ「たったこれだけ!?地域で最先端!若手がはじめるオンライン診療!」を企画しました。
長州総合診療プログラムの若手医師との合同企画です。山口県は、オンライン診療の運用を若手からどんどんはじめており、日本の中でもまさにリードしている領域です。興味はあっても、どうやって始めたらよいのかわからなくハードルに感じていることも多いこのオンライン診療ですが、経験者のノウハウを凝縮し、エッセンスを伝えました。参加者からの満足度も高く、今後もこのテーマについて取り組んでいけたらと思っています。
また来年の冬セミも楽しみです!